【 AIRAM 〜アイ・ラム〜 】(第一部小説執筆中)

オリジナル小説【AIRAM】。「アルファポリス」で執筆中公開中のものをこちらでも。追加入力&修正中ですがよろしければアルファポリスでもお気に入り等よろしくお願いします。

第一部「密室2日目」(対象…14歳のマリア名の少女、残り21名)〜『第九通路、D軍』

第九通路、D軍。

 

 

 

(ここに入力予定の予定の何か…)

「」

 

 

 

「いやあ、ブライアンちゃん速いなあ、」

「そうだね、ッ、ウィリアム、本当に体力と足の速さ自信無いの?」

「うるせえなーブサイク、止まりたかったらとっとと止まっていいんだけど」

「あー、テメ、嘘吐いてやがったな、」

「ハッ、テメエが自分の物差しで勝手に低く見ただけだろ。割と余裕だけどまあ難関はロープ上がりかな~まあそれ以外は普通に上げて進んでこ、置いてくよ~っフフ、」

 

 

 

「大丈夫、スミスちゃん?」

「大丈夫。でもここで一度休憩していいかしら、」

「いいよ~この八室目の時計だとあと一時間あるし、あとはもうロープだけだもんね。まあ念の為五分でね」

「ええ、ごめんなさい…」

 

「ブライアンちゃん~!」

「ウィリアム、」

「ハァ、やっと追いついた、速いね、」

「うん、ごめんもう行くね、」

「あ~、凄、あの長い階段の後であの余裕かあ、ちょっと息落ち着かせよ、」

「待って下さい、ブライアン様ァ~!」

「うっわブサイク来やがった、」

「うっわウィリアムてめえまだいやがったのか」

「私より後にブライアンいたらおかしいだろ、」

「うっせえテメエここの針山で落としていってやる、っぎゃ、」

「うっわあ、自業自得…ブサイクも役に立つんだなあ~」

 

「…声するな~と思ったら…ていうか例の信者死んでくれてラッキー」

「ゔ、ちょっと視界に入れないでおくわ…」

「てかブライアンちゃん凄い余裕だねえ。一時間内でクリアするの全然問題無いじゃん」

「そうね。まあウィリアムは様子からしてちょっと危ういけれど」

「ね~あ、そろそろ行けそう?」

「ごめんなさい、念の為あと三分。途中で落ちるのは嫌だわ」

「だね~まあ五分経過まであと三分だね、」

 

 

 

「あ~運動した後のシャワー超気持ち良い~!」

「うっせえなウィルソンもうちょっと静かに浴びろよ!」

「いいだろ赤髪テメエだって長く浴びてんじゃん」

「ごめん二人共私先に出てるねえ~」

「あーまあ私もそろそろ出るかなツインテールみたいな目に遭いたくねえし」

「まあなりたい奴なんていないだろ。つかお前最初怖がってなかった? 死体まだあるんだろあっち側」

「うるせえなーもう慣れてきたんだよそれよか今は早めにシャワー終わらす、」

「私もうあがるわ、じゃっ、」

「あっ赤髪テメエ」

「ウィルソンあと何分~?」

「あ~あと五分内に終わるけど制限時間あと十五分だから大丈夫」

「もっと浴びとけよそして落ちろ」

「うるせえ今出る」

「あ~」

 

 

 

「ハァ、ハァ、…ッ、ブライアン…!」

「ウィリアム、お疲れ」

「うん、お疲れ…、余裕、だね?」

「まあ、さすがに少し息あがったけどね、ショートカットルート通ってないし」

「あ、そっか、ショートカットルート、うっわ、忘れてたヤバ、」

「もうこの部屋の後で食堂二回目だから終わりだね」

「うん…、」

「…大丈夫?」

「だ、大丈夫大丈夫! ほら早く行こう、」

「おっ開いた!」

「お~ブライアンちゃんお疲れえ~」

「IQ少女さすがだな~一時間でクリアか」

「私ミラーに休憩付き合ってもらってついさっき着いたばかりよ…」

「スミスちゃーん! ベッド使って大丈夫だからゆっくりしてて~!」

「まあスミス嬢はなあ…てかウィリアムも着いたん?」

「後ろにいるのか?」

「あ、うん。…ウィリアム?」

「あー、吐いちゃってる」

「さすがに一時間はキツかったかあ」

「まあでも頑張ったよねえ凄い凄い」

「ねえ時間もう無いから入った方が、」

「あ、」

「あー! 扉閉まった、」

「あ~残念ウィリアムペナルティした上に直前で残念~」

「あーまあ頑張ったと思うよ~」

「いやミラーちょっと笑うなよ言いながら」

「いやだってあともう少しだったのにさあ~、ヤバ、」

「あ、…やだ、やだやだやだやだやだ、」

「あー凄え泣いてるけど私らどうもできねえしな~」

「それ~つかどうするつかどうすんのアイツ」

「一応あの部屋の端に上に昇る梯子あったけど、どこに繋がってるのか見てないからなあ…」

「この階より上かあ、」

「なあそれ梯子の方が先に外出れたんじゃね?」

「うっそマジかよちょっと戻るわ」

「いや無理だろあの扉凄え重いし」

「だよねえ、…ブライアン?」

「あ、今の扉閉まる時にちょっと頭打ってたよね、大丈夫?」

「え、マジ? 平気?」

「あ、大丈夫…、ちょっとベッド借りてもいい?」

「あ、全然いいよ~一番端のやつ空いてるから使っちゃって!」

「ごめん、ありがと…」

「あ~、さすがにブライアン嬢でも疲れたかあ」

「まあ午前もほふく前進やったのに午後もほふく前進やってそれに他の二、三km追加だもんなあ」

「ホンそれ。マジ凄え~」

「てかウィリアムどうしてる?」

「何か今さっき梯子昇る音聴こえたから上がったんじゃない?」

「あ~博打に出たか」

「まあでもそれで出られるならいいよな」

「ホンそれ」

 

 

 

「…、外…外だあ!」

「あ…、ここで助け呼べば、それか、…、ヘリ? …おーい! ここ! ここ! 助けて!」

 

 

 

「あ、何か叫んでない? アイツ」

「上? やっぱ出口だったんじゃね?」

「あ~、アイツ一番乗りかあ」

「え~、罠だったらどうすんのお」

「いやどうだろなあ、」

「でも何かヘリの音聴こえない?」

「マジ? あ、ホントだ」

 

 

 

「あ…、ありがとう! 助けて下さい! この下の建物に閉じ込められ、」

 

 

 

「うわ~今の爆撃音と悲鳴超ヤバ~」

「これで残り人数、もうあと6人か」

「ウィルソン達二人以外は休憩の後で試験ですがね~うふふ受かるかな…」

「てか筆記と面接ってどういう事? 内容全然思いつかなくね?」

「それな。まあうちら2人は明日の朝までダベってればいいしなあ~」

「うわ~マジ羨ま!」

「恨みっこ無しだぜって言ったろ~」

「ハハハハ」

 

 

 

 ~ 残り人数、6…。 ~