【 AIRAM 〜アイ・ラム〜 】(第一部小説執筆中)

オリジナル小説【AIRAM】。「アルファポリス」で執筆中公開中のものをこちらでも。追加入力&修正中ですがよろしければアルファポリスでもお気に入り等よろしくお願いします。

第一部「密室3日目」(対象…14歳のマリア名の少女、残り4名)〜『最後から二番目の部屋』

最後から二番目の部屋。

 

 

 

「あーここのプール、マジ最高だわ」

「それな」「ホンそれッスね」

「7番目の先輩凄えノンビリしてる」

「貴重だな」

「普段そんな姿見ないですもんね」

「3番目の先輩は食堂でもプールサイドでもカフェ満喫してますね」

「太らねえのが不思議だよなあ」

「たまにスマホ操作してるから仕事しながら食べてんじゃないですか」

「仕事溜めるタイプには見えねえけどな」

「もう仕事が趣味の人なんだよねえ3の先輩は」

「6の先輩」

「そろそろ人数抜けたしこの後メンバー再編成するし番号呼びしなくて良くない?」

「あーでも今先輩達の事本名呼びする気起きねえですね」

「それなつかお前さっきから何見て、」

「あー今のRANちゃん達の中継ですね」

「何スマホに送って貰えんのかよ俺もそうすれば良かった」

「この人移動中もずっとコレ見てたんですよ食事中もさすがに水回りの部屋入る時は俺にコレ預けてきましたけど」

「お前もう少し早く教えろよ録画だけじゃ足りねえのに」

「あーRANちゃん凄え可愛い」

「つかスマホ二つ、録画鑑賞用と生中継用?」

「そ。昨日見逃した時間帯のやつ倍速で見ながら生中継流してる」

「なあ、倍速の方凄えピンポイントでたまに止めたり普通再生にしてねえかそれ」

「必要なんスよ…」

「あっ9番の先輩プールの水減らしてる」

「そういやお前が昨日言ってた画像まだ来ねえんだけど」

「あーあれ屋敷戻んないと送れないやつだわ」

「セキュリティ高え…」

「しょうがねえな後で送れよ」

「おうよ」

「しょうがねえって思うのも凄えな、…8番目何歌ってんの」

「あーコレ、今回の戸籍使用するスパイ仕事中のRANちゃんが口ずさんでた歌なんスよねマジ良い曲」

「それRANちゃん歌ってたら全部良い曲なんじゃねえの」

「…あの、歌詞合ってないと思うんですけど、」

「あーまあ思うけど」

「なあ…その時のRANちゃんの映像音声付きで持ってんだろ寄越せ」

「何故そう思う」「条件付きならな」

「あるんですか」「もう不思議にも思わない」

「条件?」「…、」「…、いや、…ん~、」

「何渋ってんの」

「何かまだ見せてない絵画か画像映像が条件らしいです」

「地獄耳」「お褒め預かり光栄ですね」

「あ~、画像二枚で」「絵画はダメなんだ」

「謎」「画像四枚」「値切られる」

「~、OKわかった画像四枚だな、」

「いいんだ」「そんな貴重?」

「音感は凄く良いらしくてズレてる人が横にいると凄く差があるらしいですね」

「あーピッチゼロか」「ピッチ?」

「用語よ」「あー」

「とりあえず音声だけ先送ったから映像後でな」

「あっテメエ自動再生、」

『Xmasが今年もやって来る♪ 楽しかった出来事も消し去るように♪ さあ爆撃鳴ったら旅に出よう♪…』

「…超女神、」

「あの…絶対元の歌詞違いますよね…」

「だよな…」「共感してるけど歌詞の内容…」

「なあてか楽しかった出来事以外に何消したの」

「クズと犯罪者共だろ」「だよな」

「ホン美しいわ」「それな」

「他の音源、どうする?」「まだあんのか」

「…あの調子の歌が他にもあるって事ですかね」

「みたいね。にしても音程綺麗ね、ピッチが全然ブレない、プロなんかは喉の奥とか声の奥の音のピッチがズレてる奴らなんか普通なのになあ」

「あーそれ絵画と一緒で全然巧くない奴らが表でプロやってるからですよね、」

「まあそうなんだけどRANちゃんのは特別なのよね、たぶんあの筋肉美があるのもあるんだろうけど」

「そういえばあの子の血縁関係全員音程ズレないって聞いた事あります」

「血筋か…宝認定されるだけあるなあ、この音程は…女神だわ…」

「えっ6番の先輩泣いてます?」

「音楽わかる奴にはわかるのよ…、…女神…、」

「あっヤバいヘビーファンが、」

「いやあっち側のヘビーファンは無理かなさすがに年齢差がギリギリ、…ギリギリセーフだけどちょっと違うんだよ!」

「テンション変わる程? そういえば彼女もうちのメンバー内での宝認定ヒト科の一人でしたね」

「まあ4番もそうだけどね」

「6番の先輩もですよね音楽の分野で」

「…君も認定受けてたの知ってる?」

「えっ何の分野ですか?」

「あーまあ今度教えたげるよ」「ええ?」

 

 

 

『各自そのまま前の椅子に座って下さい』

「えーつかパーテーションで区切ってんのコレ」

「あーね。てか足元は見えんだねコレ」

「ホンそれ。でもふくらはぎより下しか見えないねコレ」

「ね~上は全部無し、うっわ何アレ」

「え~うわ~あからさまな針山じゃん何かしたら落ちてくるぜ的な」

「えーちょっとあの椅子座んの嫌なんだけど」

「座んなかったらペナルティなのかなあ」

「え~」

「え、スミス座った? ちょっと大丈夫?」

「…これ終わったら帰る…帰って勉強しなきゃ…」

「大丈夫かスミス!」

「大丈夫スミスちゃん何かさっきから変じゃない?」

「ていうかこの椅子の周りの区切り何だろ」

「えっ」

「あーうわえっまさか」

「…まだ?」

『椅子に座ったら目を閉じて両手を後ろに出して下さい』

「えっぜってーやだ」

「でもコレしないと先っつーか生きられんの?」

「えっ何ちょっと待ってスミスの部屋に誰か入ってる、」

「ヤベー超怖えー」

「あっブライアンちゃんもう座ってる?」

「あーまあ、座ったら両手くくられたけど」

「うわ、」

「えっ待って絶対やんなきゃダメ?」

『あと十秒以内に座って下さい、さもなくば、』

「あーはいはい座ります座ります」

「座りますぜほらよっとはい目閉じたあー!」

「あーマジ怖えあー手縄でくくられてるわ」

「えー何コレこの後どうなんの」

『それでは最初の審判を始めます』

「審判?」

「えっ何サッカーでもすんの私サッカー詳しくないわ」

「いやサッカー以外にもあんじゃん落ち着いてよ」

『それではまず、この建造物内に入る前のIQテスト結果と、昨日の筆記試験の結果を発表します』

「えーちょっと何でIQテスト?」

「ブライアン有利じゃん」

「私ら不利? いや待てし」

「えっ待って私やだそれ待ってやだやだやだやだああ、」

「あー何かスミスちゃん凄いんだけど」

「あーあれ自白剤のガス浴びたと思うんだよね…」

「自白剤?」

「あーさっきの様子からして?」

「いやニオイ」

「は? 何ニオイでわかんのブライアン」

「あーまあ、んでブラウンについてるニオイは、」

「待ってブライアンちゃん私ら二人の変なガスの臭いもう吸ってんじゃん大丈夫なの?」

「ほんの少しだったし二人共嫌がってたから大丈夫じゃないかな、」

「えっ待って私の方についてる臭いの方何なの、」

『IQテスト結果、』

「おいコラ機械音声空気読めし」

『マリア・スミス、一般IQテスト40/100、シークレットIQテスト11/100』

「えっ何か意味不に二枚あったやつのもう片方?」

「あーマジてか何なのシークレットって」

『シークレットIQテスト得点が高い者は真実を見抜き易い傾向があります、次にマリア・ミラー』

「えっうわちょってか今それ要らなくね」

『マリア・ミラー、一般IQテスト35/100、シークレットIQテスト39/100』

「ひっく、私ひっく、ちょっと生き恥の時間かよコレつか何でスミスちゃんのが上なんまあシークレットの方は私のが上か」

「ちょっとミラー本音出てる、」

『次にマリア・ブラウン、一般IQテスト60/100、シークレットIQテスト24/100』

「はあーてかコレあれじゃんブライアンの為の時間じゃん要らないしマジ」

「ホンそれつかさっさと筆記試験結果いっていいんですけど」

『最後にマリア・ブライアン、一般IQテスト100/100、シークレットIQテスト100/100』

「パーフェクトかよ」

「何かもう驚きもしねえわ」

「あーてかはよ次」

「マジそれつか手痛い」

「あっ縄抜けた」

「マジ?」

「普段から練習してるから」

『次に筆記試験結果です。マリア・スミス、23/100。マリア・ミラー、47/100。マリア・ブラウン、45/100。マリア・ブライアン、120/100』

「オイつかやっぱコイツらブライアンちゃんの知り合いにじゃねえの凄えヨイショしてんじゃん」

「それなつかそれ言って何言いたいのかサッパリなんだけどとっとと家帰せよ」

「マジそれな」

『次に三日間の総合試験結果と合わせた結果、最初に生贄になる少女が決まりました』

「あ? 何それそれってまさか私は三人の内の誰かか?」

「あー待ってそれだったら今何かボーゼンとしてるスミスあたりにしてホント」

「あーそれナイスアイディアつかこれパーテーション硬え殴っても蹴っても無理なんだけど」

「あー私これ縄抜けられるかな、」

『最初に生贄になる少女は、マリア・ブライアンです』

「「へ?」」

「…、え、あー、」

『よってマリア・ブライアンのいる床が開きます。か弱い少女よさようなら』

「わっ、」

「…、へ、あ、え…? あっえっまああーいやいいかうん! えーちょっと吃驚したあ何なのさっきからの今で凄え吃驚すんじゃん驚かすなしッハハ」

「は、ハア…あー、まあ生き残れただけマシ? あー、フフッ、ハハ、つかさっきのこれで上げるだけ上げてアッサリ殺んのかよあーマジウケるつか最後までアイツぼやっとしたままかよアッハハハハハざまあー!」

『次の生贄についてですが、裁判後で決まります。まずはマリア・ミラー』

「うっわ、えっ待てよちょっとオイ誰だテメエら」

「あーさっきの縄つけた人達じゃねあーかわいそ」

「あ…、う…、」

「スミス全然機能してねえなもはやスミスにすりゃいいじゃんよ」

「ホンそれなんだけどちょっとオイあー、マジムカつく」

「あー椅子に戻されたか残念~」

「あークソ、」

『マリア・ミラー。スパイ会社より派遣された少女社員。善を目的としたスパイ会社ですが、貴女の普段の行いはそれに反していたようです。これに対してどのように思いますか?』

「は? へ~てか私の会社調べたんですか~でも教えられませんよそういう風に教育されてるんで、ていうかここ出してくれませんでないと私の仲間がアンタらにどんな酷え事するかわかりませんよ~?」

『それでは他者目線ですが貴女の普段の発言動を読み上げましょう、』

「要ーりーまーせーん! 要らないから早くここから出せよ!」

「ミラー攻撃的だねえ」

「なりもするわ何か変なニオイするわこんな扱い、ん、えっあっこの臭いさっきの、」

『現在マリア・スミスの寝室に散布した毒ガスが貴女がたのいる部屋に充満していっています。マリア・ミラー、貴女は普段どれだけの罪を犯しましたか?』

「いやっ、援交はしてないけどちょっと歳上の大学の人とかからちょっとお金貰ったりとかしてたけどお互いに同意の上だしあとこう同じ陸上サークルの先輩とかと麻薬とかは売買までしかやってないから吸ってはないし、アレ結構良い値で売れたなあ凄え買う人いんだもん超ウケるあんなのにあんだけの金使ってさあ、あと同じサークルの人を皆で虐めてたんだけど途中で死んじゃって、皆でヤバいから隠そうって言って近くの山に捨てたり、あー学校の裏にあるんですよね山がさあそこそこ場所は駅とかにも近いし都会っぽいのにローカルな所がホントに所々にあって、んで万引きとかはねえ、ちょっとくらいなら皆やるじゃん? スリル味わう為にさあ、それで店一個か二個潰れたけど私らにとってはどーでもいい事だし、あと街中でトロトロ歩いてるババアが、アイツ結構金持ってやがんの、あんなダサい格好しておいてよくこんな貯められたなあっていう、それちょっとチョロまかしたくらい? でも誰も気付いてなかったし警察も上目遣いで謝ったら見逃してくれたしい、それからそれから、あっえっと私あれ何でこんな、」

『なるほど、しかしながら貴女は善意の会社に所属していたと、』

「あーそれはそこに所属するだけでお金も貰えるし色々犯罪も隠して貰えるしあそこ実は本当はあっ、えーといやあの犯罪隠して犯罪やってお金稼いでる会社で、あっと、えっと待って私コレ何話してるあー待って、」

「…超ヤベえなー」

「あー待ってコレ取ってよねえ縄取ってねえってば!」

『マリア・ミラー、殺人含む犯行を認めましたね。次の生贄はマリア・ミラーに決定です』

「あー待ってコレ解いて取ってよ離してお家帰して騙したなコイツ畜生が死ねよ!」

『マリア・ミラーの上に落として下さい、』

「あー待てコノヤロ何するつもり止めろよフザけんなクソがテメエなんかあの世から呪ってやるテメエの事生まれ変わったら一目散に殺しに行ってやる、ッズャ、」

「…やっべ、えー次誰だよコレ」

「あ…、お家帰る…お家帰るー! やだあ帰してえ誰かー! 誰かー!」

『次はマリア・スミス、』

 

 

 

 ~ 残り人数、…3。 ~

第一部「密室3日目」(対象…14歳のマリア名の少女、残り4名)〜『最後の朝』

最後の朝。

 

 

 

「あ~ブライアンちゃん~!」

「あ、ミラー、」

「昨日会えなくて寂しかったあ~ごめんあの時寝ちゃっててさあ、九時になってから行ったのに誰もいなくてえ~、」

「あっ私八時に行ったけど誰もいなかったよ」

「え? はっ? え? 嘘、誰もいない? マジか、」

「皆疲れて寝てたのかなあ、あ、」

「おは~、寝坊したわシャワー後で、あーいや朝食の時間決まってないか、」

「うっわ何か凄い臭いするよブラウンちゃん先にシャワー浴びた方が良い感じ!」

「あっそうだったヤッバ、あーごめん先浴びてくるわ!」

「ブライアンちゃんは先浴びたの?」

「うん。ミラーも浴びてくる?」

「そうしよーかなあてかスミスちゃんいなくね?」

「あーそれね…」

「えーえっねえーブラウンちゃんー! スミスちゃん知らないー?」

「えっ知らないー! 何何かいないのー?」

「そうー! えーとりあえず先浴びてるわスミスちゃん来たらヨロシクっ」

「はーい、」

「え~ていうか昨日先寝ちゃったごめーん」

「えっその割には凄え声聴こえたけど」

「えっマジ? あーうんんーいや何か寝言か他の人じゃない? あっそういや何かスミスの部屋うるさくなかった?」

「あーそれ、何か九時に化粧室行って二時間待っても誰も来ないから帰ったらさあ、スミスちゃんの部屋から凄え泣き声聴こえんの何かこうさあ、」

「ね~あれ凄かったよねえそれじゃない?」

「えっあ~うんうーんそう、そうかなああーそうかも、」

「ね~つかスミスまだ寝てんのかなまあ体力無いけど頑張ってたもんね! あーまあ時間までに起きればいんじゃね?」

「そーうだねえそうだよねえうん」

「あ、アイプチ無い…」

 

 

 

「あーサッパリしたあ、てかブライアンちゃんご飯内容どうだった?」

「あー全部毒入りだった、あと水だけ」

「うっわ恐ろし、えー私水と市販の紙パックジュースだったからまだいい方なのかなあ」

「あーそうかも…」

「私の方市販のと毒入りどっちもあったよ~マジ変わんねえし運悪とか思ったけどマシだったって事?」

「あーマジか羨ま~そうなるとスミスちゃんの気になるよねえ何だったんだろ~」

「ていうかまだ来ないよねえ戻る時に声掛ける?」

「そーだね一応声掛けとこっか、あっブライアンちゃん先に戻る?」

「うん、ちょっと上着の中にアイプチ予備あったか見てくるついでに、」

「えっ何アイプチすんの? もうよくね?」

「あーまあ私ももういいとは思うけど落ち着かない感じ?」

「うんまあ、あとお腹空いてるからちょっと、水飲んでくる…ごめん、」

「あーそっかそれしゃーない、てか私のやつ他の人にあげられんのかなどうなの? つっても市販のパンあと一つだけどさー」

「えっ何女神かくれたら嬉しいけど大丈夫なん?」

「そーだよね譲渡不可とかそういうの書いてなかったしなあ~」

「…何か昨日とキャラ違う?」

「えっ? えーいやそんな事無いよお! 何言ってんのー」

「えっあーそうだよねえへへ何かごめん、」

 

 

 

「あ…、う…、あ…、う…、」

「…声掛けても返事無いなあ、」

「あっブライアンちゃんどうだった?」

「何か声掛けても返事無くて、」

「あー寝てんのかなあこっちから開けられる?」

「どれちょっと開けてみよ、よっと、」

「…ねえ、何かキャラ変わってない…?」

「えっ? えーいや気のせい気のせい! あーでも開きはしないなあ…どうする?」

「あともうちょっとで終わるよねえ朝の時間、」

「うーん、」

『おはようございます、4人の少女達。本日は最終日です。元気にこの建物を出られるように頑張りましょう。あと十分で寝室の反対側の扉が開きます。開いた後は道に沿って最後から二番目の部屋に入室して下さい、以上、』

「…、どうする?」

「アレだったらドア開いてから様子見る?」

「そだね~こっちから開かないもんねえ」

「あ、でミラー、パンどうする? いる?」

「えー欲しい!」

「ブライアンは?」

「えっ、あーいや、あとちょっとだし私はいいや」

「えー何そんな遠慮してえ」

「はは、」

「あっパン半分こしてさあ、レトルトも半分こできるよしよっか、ブライアンホントにいいの?」

「あっうん、部屋戻ってちょっと準備してくる、」

「…何か私に対して怖がってる?」

「えっ? えーいやどうだろでもブライアンちゃん肝座ってるから無いんじゃない?」

「あーそっかまあじゃレトルトとパン半分こしよーどうする廊下でやる?ミラーの部屋のがいいかな、」

「あーでも部屋入ってペナルティあったら怖いからパンかレトルトのどれか一個だけ貰ってい?」

「えーわかったいいよおじゃ今扉開くから、」

「ゔわっ凄い臭い、」

「そ~昨日から毒ガス凄くってさあ、マジヤバいの、あっちょっと部屋の外で食べるわアタシ、」

「あっうん、あー私部屋で食べるかな座りたいし」

「あっそう? んじゃあーどれがいいコレの中で」

「あっあーんじゃパンかな! コレ結構好きなんだよね市販だから安心するし!」

「そっかじゃコレ渡すわはい、」

「ゔっあっありがとへへマジブラウンちゃん女神っしょ~あっそろそろ入るね! じゃっ、」

「えっうん、じゃ~、…何か皆ドライじゃね? あっちょっテメエようやく起きたかよ、え? あっマイク、ッ、」

 

 

 

「パン臭え食べらんねえわでもレトルト何か他のレトルトでベタベタしてたしあーうわマジていうか化粧も何かおかしかったしどゆ事、あっ毒ガスの影響? あー、」

「あーつか化粧最悪じゃん! ちょっと化粧室戻って超速で直してくる! つかシャワー浴びさせたの誰? 浴び残しあんじゃんちゃんと数値見ろよ! あーもー、」

「う…、あ…? …、あれ、アタシ今まで何して、…、ノート? …、…、…、あっ! あ、そっかそうだ何か変な建物の中に、あっ、あれ今何時、えっえ? 夜? 朝?」

「分別これで良いのかなあこの建物の州ちょっとわかんないけど、…、」

 

 

 

「あ~マジカプセルホテル窮屈だったあ~! うわっ臭っ、」

「あっミラー! ごめん何か昨日から変な毒ガス凄くってさあ~」

「あれ化粧直した?」

「あっそうそううんさっき何か寝惚けちゃってて!」

「あっ毒ガスではなく寝惚けで、」

「えっあーまあどっちも? も~マジ超ヤバかった~」

「あっあーハハ、あっ! スミスちゃん!」

「あっスミスおはよ~てかさっき会ったか、」

「大丈夫? 声掛けても返事無いから皆で心配してたんだよ~」

「えっマジ、あーうんホント、マジ心配してたんだよねえ、」

「あ…私、何かずっと寝てたみたい、」

「うわっていうか変な臭いしない? ちょっとそれ、」

「あーうん、何か、こう…うん、」

「あーまあ後ラス一か二だけみたいだし頑張ろ!」

「スミス大丈夫? 行ける?」

「あっうん、行ける…うん、」

「じゃ、道なりに進んで…目の前のドア開けばいいって事?」

「だねえ。あー、この先違う部屋出たりして?」

「かもねえ。まあきっと大丈夫だってここまで来れたんだしもう4人しかいないし!」

「そーだね、大丈夫だよね、…スミス? ほら、頑張って入って、」

「あっうん、入る…うん、」

「まだちょっと寝惚けてるかな~」

「まあ無理も無いよねえ昨日一昨日あんなに非日常味わったんだしさあ」

「ここ出たらジャンク食べたいなあ」

「それなーあと温かいこう手作りの物食べたいかなー」

「あーそれ、ブライアンちゃんは?」

「あー、私は…とりあえず相手が知り合いか確かめたいかな、」

「あっそういや昨日の面接どうだったん、」

『時間です。目の前の部屋に入って下さい』

「あっ時間かあまあ後でゆっくり聞かせてね!」

「あっ、」

「んじゃ三人共また後で~」

「あ…じゃ、また後で…、」

「…、」

第一部「閑話休題、2」〜『登場脇役FILE、2』

登場脇役FILE、2。(オマケ→ページ内後半)

 

 

 

第一部「脇役FILE、2」…計12名。

 

 

 

『No持ち(○番目)12人メンバー(真)』…計12名。

(※.A-Bランク以上の美形しかいません)(※.鼻の高い美形しかいません)(※.背の高い美形しかいません)

 

 

 

脇役No.11「1番目」

 容姿…12人内で二番目に背が高い。12人での仕事時や現場に出ない時は白スーツ一択。表向きの仕事時は有名ブランドスーツで身を包み臨戦態勢抜群で行くらしい。3番目と似た体型だが筋肉で好きなスーツの型が着膨れし易いのがちょっとした悩み。美形ランクは地味にA-B間。髪の長さは普通で髪型はオールバック。

 補足…ストレスが溜まるとヒト科ヒト科でない生物静物と誰彼対象構わず白フリルの衣装に文字通り対象を身を包ませようとする癖があるがその最中は本人は衣装以外に目がいっていない上にそれに飽きると衣装を着せた対象問わず発砲するので暗殺可能レベルの人しか生き延びられない。妻子持ちで奥様とのラブラブっぷりは街中でも割と地味に目立つ程だが白スーツ時以外は凄くモブい為に目立ったとしてもすぐに忘れ去られる何故かタイミングとかも合わせて謎である。

 

脇役No.12「元2番目」

第一部2日目夕刻に裏切りにより脱退。

 容姿…暗い金髪で長さは普通のCMばりのサラサラヘア。12人メンバー内で二番目に低い190cm代前半の11番目より少し高いけど4番目より低い背丈。美形ランクは地味にSだがモブくて11番目よりモブく見られる。たぶんよく見ると美形なのがわかるが画面中央からズレた所にいたり目立たない時にしか現れなかったり画面枠外で話してたりするので暗殺可能レベルの人にしかわからない美形度。

 補足…11番目と同じ歳。11番目とよく一緒にいる。性格は控え目だがツッコミは上にも下にも切れ味が凄いとの事。RANちゃんよりちょっと歳上らしい。

 

脇役No.13「3番目」

 容姿…1番目と同じ身長より若干だけ低く身長3m代後半。結局容姿が出てこなかったが筋肉質だが細マッチョより一周り大きい位だが1番目より若干細い位。美形ランクは地味にA-B間。髪の長さと髪型は普通。

 補足…苦労人気質に見える。1番目と同じ歳だが1番目の方が早く生まれているせいか彼より少し控え目。RANちゃんの両親と同じ歳で妻子持ち。RANちゃんのファンではなく寧ろ一定以上歳下の女性を見る事を必要以上に厭うがそれでいいと作者は思う。とりあえずRANちゃんファンを割と遠巻きにして煙たがっている為12人メンバー内で自分が管轄する4番目のファンレベルにドン引いて4番目に割と手を焼く上に触りたくないらしく彼に対して大体は放牧スタイルでいるのだとか。ホテルは全部自分の趣味で作らせていて米国内に十数件、欧州中心とした米国外も合わせ数十件以上経営しているらしいがあまりこの人の情報を探ろうとすると闇討ちに遭うらしいのでご注意。あっ、後ろに彼の黒子護衛が…。

 

脇役No.14「4番目」

RANちゃんのヘビーなファン。

 容姿…肩上までの前髪の長い金髪。背が高く身長2m代前半。筋肉質だけど細マッチョより一周り大きい位。美形ランクはギリSになりそうなA。たぶん将来性はSなんだろうなあ。犬歯が尖っている。

 補足…4番目は本当はユダの数字だから嫌だと言っているらしいがRANちゃんのヘビーファンレベルが変態レベルな時点で皆から別にいいんじゃねと思われている。RANちゃんのヘビーファン第一号。補足に何かを入れる必要が無い位には物語内で彼は饒舌かと思われる。こんな感じでい? 追加で、とある組織の宝認定対象の一人で、美術系の他に複数の宝認定持ち。こんな感じでい?

 

脇役No.15「元5番目」

第一部2日目夕刻に裏切りにより脱退。

 容姿…身長2m代後半。美形ランクはS-A間。明るいアッシュブロンドヘアの髪を後ろ一つで結ぶが前髪がサイドだけ垂れるのが悩みだが普通の長さにすると銃の精度が落ちるので長めにしているらしい。

 補足…4番目より先輩らしい。銃の扱いがかなり巧いらしく大人も負けるレベルで扱っている最中は腕が何本あるかわからなくなる相手もいるらしい。本人曰く後方向きらしいが対峙した6番目曰く銃無しでも強い様子だがナイフは彼曰くちょっと下手らしいが所詮6番目の基準なので詳細は不明。

 

脇役No.16「6番目」

 容姿…身長は5番目と4番目の間。美形ランクはA。暗めのアッシュベージュカラーの顎下位迄の8番目より短い髪を結んだり結ばなかったり。4-8番目の世代は此の長さの髪が流行している世代だったりする。

 補足…4番目より先輩の様子だが少し口調が砕けるので年齢は5番目と4番目の間で4番目に近い年齢かと思われる。4番目の絵画のファンの一人だが本人には内緒のつもりらしいのとBでLな好意と間違われたくないのでやっぱり公には内緒のつもりらしい。RANちゃんのヘビー側のファンではない様子。ナイフが得意の様子。音楽系の宝認定持ち。

 

脇役No.17「7番目」

 容姿…美形ランクはSSになりそうなギリS。身長3m弱。8番目の執事のフリをしていた際の美形ランクはA-B間(Cランク顔マスクを選んだ際にユダ側以外のメンバー全員が止めたらしい)。普段はその美しい容姿を色々なアイテムで隠している。

 補足…ミステリアス。8番目の執事のフリをしていた際は敬語だったが素の口調は割と砕けている様子だがユダ側でないメンバーでも彼の事を多くは知らない謎が多い人。年齢は5番目より上で成人や結婚はしていないらしい。婚約者とはラブラブらしいがあまりこの件で思考を巡らせようとすると何かしらの呪いに罹るらしい…。カード型ナイフを所持しているが普通のナイフも強いらしく6番目は一度も勝った事が無いらしい、体術含め武器全般大人顔負けレベルの万能暗殺者の一人。会議に顔を出さない位にはミステリアス。宝認定持ちだが内容は不明なのでやっぱりミステリアス。

 

脇役No.18「8番目」

RANちゃんのライトなファンと自分で公言するが皆からヘビーファンカテゴリに入れられている。

 容姿…色の暗い金髪。前髪有りで顎下辺りまでの長さの後ろ髪を首の後ろで一つに結んでいる。身長2m代前半の4番目より少し背が高い。筋肉質でやっぱり細マッチョより一周り大きい位。美形ランクはギリSになりそうなAで将来性はSかと思われる。髪質が硬いという程硬いわけではないがアンテナが立っているのを99.9%の確率で見掛けるアンテナ付の人だったりする。

 補足…4番目と同じ歳で何かで彼より先輩らしいがよく喧嘩していて仲が良い。ので、BでLな関係に間違われたくないが為に外では距離を置いて歩いたりするらしい。自分ではヘビーファンではないと豪語するがコレクションは4番目の私物に匹敵するらしいが4番目の方がコアらしいが作者は割とどうでもいいとは思う。

 

脇役No.19「9番目」

 容姿…12人内で一番背が高く身長4m弱。筋肉質で細マッチョより一周り大きい位だが12人内で一番筋肉質が筋肉質である。平常時や仲間の前では優しい目元だが暗殺等の現場時と敵に対しては優しい目元の印象を忘れる別人ぶりらしい。ちょっと見てみたいが大体モブくて探せないらしい。美形ランクは地味にA-B間。

 補足…偶に方言が出る。妻子持ちで新婚。年齢は7番より上だが案外若いとの事。AIRAM-Project第一弾建造物内プールで得意のバタフライを魅せるとプールの水が大幅に減ったがあまり気にしていない大らかなところがある。

 

脇役No.20「10番目」

 容姿…前髪が長くいつも前髪の長さが鼻の上辺り。前髪の下にはSランクが隠れているらしいが暗殺可能レベルの人しか見た事が無いらしい。

 補足…根暗。一番目立たないというか目立ちたくないらしい。隅が好き。サポートが大の得意で、奇数-偶数ペアの12人メンバーの中では異例で9番目のサポートをしながら育成中の11番目と12番目を主に両脇で挟むようにサポートする役割を持つ9番目の背後で三人のサポートをしている。サポートしている時は完璧だが主役にまわると途端に右往左往して無傷で隅っこに追いやられてしまう。

今回は出番全く無しで自分の知らない間にユダ側がその席を埋めていた事をXmas後に知って暫く海中ホテルから帰って来なかった事は彼の知人全員が知っている。

 

脇役No.21「11番目」

 容姿…重くない色調の所謂普通の長さの黒髪。髪質は真っ直ぐでサラサラ。明るい所では髪色が明茶色になる。身長は2番目より少し低いが実は190cm代前半。筋肉質で着痩せする。美形ランクはAだがまだ発展途上で将来性はモブいSかと思われる。

 補足…2番目と同じ歳。2番目とよく一緒にいる。RANちゃんよりちょっと歳上らしい。宝認定持ちだが本人はまだ何の認定を貰ったのか知らない様子。

 

脇役No.22「12番目」

 容姿…身長185cm強。美形ランクはS-A間。髪は明るいブロンドのロングで下一つで結んでいるらしい。

 補足…一番若いらしい。RANちゃんと同じ歳。凄く上から目線。一番若いのとスタートアップ中の会社経営と学業その他の両立により12人メンバー内での出勤日数は一番少なくさせて貰っているが一人残らず全員がそれを普通と思っている。RANちゃんのヘビーファンの一人らしいが4番目や8番目とは目線が違い研究目的に見えるらしい。寧ろ隠れヘビーファンは11番目らしいだとかの噂で、歳上組はコッソリ11番目を4番目や8番目と同じ枠に入れている様子。今回は出番全く無しで自分の知らない間にユダ側がその席を埋めていた事をXmas後に知って大激怒した事は彼の知人全員が知っている。

 

 

 

『追加、正体不明男性』…追加、計1名。

 

脇役No.23「正体不明男性2」…計1名。

街中のホテル内の描写で出ていた男性。AIRAM-Project関係者の一人。

 容姿…普通の長さの黒髪で大体オールバックかセンター分けにしている。3番目より少し背が高い。正装するとギリSのAランク美形。筋肉は他の人達と同じ説明になるんじゃないですかねあっ面倒になってきているわけではないですよ…。

 補足…3番目と仲が良く12人メンバーにAIRAM-Projectのキッカケを繋いだ人物。12人メンバー内の人物達よりも人間関係が広く仕事も人も繋ぐ。3番目やRANちゃんの両親と同じ歳らしく、妻子持ち。

 

 

 

第一部「脇役FILE、2」…全13名、以上。

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~

 

 

 

第一部「脇役FILE、2」…オマケ。

 

 

 

「『AIRAM-Project第一弾』使用建造物詳細、4」

(※.第一部2日目に使用&会話内登場場所のみ)

 

 

 

『』

「」

 

 

 

第一部「脇役FILE、2」…オマケ、以上。

第一部「閑話休題、2」〜『死去少女FILE、…2』

死去少女FILE、…2。(オマケ→ページ内後半)

 

 

 

第一部「密室2日目」死去少女人数、…計18名。

(以下死亡順/追加項目は割愛箇所有)

 

 

『再スタート前』…計2名。

 

☑MARIA-No.40「MARIA MORRIS」□

AIRAMプロジェクト第一弾建造物建造州内の刑事の娘。

 容姿…下腹その他に脂肪の蓄えが全面に出ている。力は強めでそこそこ根性はある様子だが体力と根気が無いのも外見を見て一目でわかる。ただのデブだろマジキモくね?ていうかここに色々入れるの止めて下さいって1日目Dataでも言ったんですけど。

 家族構成…警官の父親、専業主婦の母親。

 犯罪歴…万引き、スリ、食い逃げ、殺人。

 犯罪歴補足…居住地域では万引きとスリは物心ついてから大半が行う事の一つで、警官である父親もそれを許容し見逃している。母親は犯罪歴は無いが普段からイジメに遭わない様に他人を盾にしたり他人を持ち上げ胡麻をすり生きている。彼女の万引きは食品関係のみだが、お菓子やお小遣いに困るとスリを行う。食い逃げは常習犯だが逃げ方が巧く父親以外にはバレた事が無い。自己保身で殺人をした事があるがイジメられちゃうからという理由を他の子に言いながら朗らかに笑っており殺人を犯した後はいつも通りだった。父親自身も殺人を犯した際は同じ様子だったとの事。

 ※.追加項目…1日目夕食完食後青の寝室にて睡眠、2日目朝食時間終了頃に睡眠した儘昨日夕食内の毒物により死亡。

 

☑MARIA-No.24「MARIA SANCHEZ」□

  容姿…雀斑。身長150cm代前半。体重過多。

 犯罪歴…万引き、スリ、不法侵入、詐称。

 ※.追加項目…少女達がスロープ選択中にピンク寝室グループの一人によりドライヤーのコードで絞殺され死亡。

 

 

 

『再スタート』…計5名。

 

☑MARIA-No.23「MARIA WATSON」□

 犯罪歴…殺人と援交含む殆どの犯罪。

 ※.追加項目…毒入りレトルトを昨晩寝室内ですすめられ食した後、マリア・ガルシア到着後のモルモット部屋内で死亡。

 

☑MARIA-No.19「MARIA GARCIA」□

一時的RAM候補者。

 容姿…学校関連時はブルネットの巻き髪スタイルで常にヒール靴。学校関連以外は巻き髪にせず緩いウェーブでローヒール。整形後はモデルの一人と同じ顔で鼻が高く目も大きめで顔と身体の輪郭もスレンダーになり背も高くなり身長170cm弱(2日目朝時点で169cm)になった。整形前の容姿はマリア・ジョーンズと似た容姿より少しぽっちゃりした形状で鼻が低く上向きで目が小さく丸顔で背が低めの身長150cm程でぽっちゃり体型。

 家族構成…父母、弟一人。

 犯罪歴…殺人、万引き、不法侵入、詐称。

 ※.追加項目…七室目内の別名モルモット部屋内にて、同室内に入れられたピンク部屋メンバーにより鼻を最初とした顔を中心に包囲網て滅多打ちにされ整形前の容姿にほぼ戻った状態で死亡。モルモット部屋室内に散布された毒ガスAにより全身残さず溶解し見る影も無くなる。

 

☑MARIA-No.25「MARIA PEREZ」□

 犯罪歴…殺人以外の犯罪殆ど全て。

 ※.追加項目…マリア・ガルシアが元の容姿になる迄滅多打ちされた後、落下原因により破壊されたベッドの残留物でマリア・ペリーにより殴られている際にマリア・フィッシャーにより銃殺され死亡。死亡後に毒ガスAにより全身溶解。

☑MARIA-No.27「MARIA PERRY」□

 犯罪歴…殺人と援交含む犯罪殆ど全て。

 ※.追加項目…マリア・フィッシャーにより銃殺され死亡。死亡後に毒ガスAにより全身溶解。

☑MARIA-No.26「MARIA FISHER」□

 犯罪歴…援交以外の犯罪殆ど全て。

 ※.追加項目…毒ガスAにより溶解しながら発狂した後全身溶解し死亡。

 

 

 

『八室目』…計3名。

 

☑MARIA-No.20「MARIA CLARK」□

 容姿…

 犯罪歴…

 ※.追加項目…落ちてくる天井に潰され死亡。

☑MARIA-No.28「MARIA ROBINSON」□

 容姿…

 犯罪歴…

 ※.追加項目…落ちてくる天井に潰され死亡。

 

☑MARIA-No.37「MARIA LEWIS」□

 容姿…肌が蜂蜜よりも黒い血の濃い黒人風貌。ベリーショートの黒髪で普段はワックスで髪先端を尖らせている。仏人の血が入っている為に目は青。身長175cm強。

 家族構成…父母、妹。他の兄弟は生死不明。

 犯罪歴…殺人、万引き、スリ、麻薬売買、他。

 ※.追加項目…落ちてくる天井に潰され死亡。

 

 

 

『第八通路』…計2名。

☑MARIA-No.30「MARIA RAMIREZ」□

 容姿…

 犯罪歴…

 ※.追加項目…ロープ上がり最中、第八通路兼三室目内の針山に落ち死亡。

☑MARIA-No.4「MARIA CRUZ」□

 容姿…

 犯罪歴…

 ※.追加項目…第八通路終わりの鉄の処女部屋内にて、マリア・エバンスより銃撃を受けて鉄の処女内に入れられ自動で閉じた鉄の処女内の針に刺し潰され死亡。

 

 

 

『休息時間(2日目昼)』…計1名。

☑MARIA-No.17「MARIA NGUYEN」□

 容姿…鼻が低く目は乱視で必要時は眼鏡を掛けるが見栄で平常時は眼鏡を外している。元は雀斑だが化粧で隠していた。背も低い。

 犯罪歴…殺しと援交以外の犯罪歴殆ど全て。

 ※.追加項目…昼食内の近親交配族にのみ効く毒入りレトルトを食した後に昼食時間内に死亡。(死亡後で床の抜けたピンク寝室からモルモット部屋へ落とされる)

 

 

 

『第九通路』…計3名。

 

☑MARIA-No.8「MARIA GONZALEZ」□

運動神経はジェンキンスよりは良いというか根性が彼女よりはある。恋愛ゲーヲタ。

 容姿…150cm代中半。

 犯罪歴…万引き、スリ、詐称、他。(殺人歴はゼロ)

 ※.追加項目…第九通路に入ってすぐの階段踊り場にてマリア・ミラーに銃殺され死亡。

☑MARIA-No.5「MARIA JENKINS」□

運動神経壊滅的。

 容姿…背中中央部迄届くロングの黒髪。身長150cm代前半。

 犯罪歴…詐称、万引き、スリ、他。

 ※.追加項目…第九通路内の第三室内C通路床よりマリア・ウィリアムを陥れようとした際に足を滑らせC通路から落下、下の針山に落ち死亡。

 

☑MARIA-No.10「MARIA WILLIAMS」□

実は陸上サークルではないが脚はマリア・ジェンキンスよりは速い。

 容姿…肩より少し上のロングボブのミルクベージュブロンドヘア。身長160cm代中半。

 犯罪歴…殺人、詐称、不法侵入、万引き。

 ※.追加項目…第九通路終了間際に食堂への扉が閉まり鉄の処女部屋に閉じ込められた後、同室内の上がりのみの梯子を上がりAIRAM-Project建造物天辺に出た後、上を巡廻していたAIRAM-Project関係者により大量の油を掛けられた後爆弾を落とされ焼け溶けながら銃撃を受けた後死亡。

 

 

 

『十室目』…計2名。

 

☑MARIA-No.16「MARIA EVANS」□

 容姿…ロングの赤髪。白肌に薄い少量の雀斑があるが普段は化粧で隠している。身長は160cm代後半。

 家族構成…母、姉三人。

 犯罪歴…援交以外で殺人含む犯罪殆ど全て。

 ※.追加項目…マリア・ウィルソンに撃たれ瀕死後、モルモット部屋室内に残留毒ガスAにより溶解死亡。毒ガスAによる溶解後の残留箇所は骨含む基礎形状部分のみ。

 

☑MARIA-No.15「MARIA WILSON」□
陽キャ白ギャル。最初のホールで使用した銃は使用した直後にピンク部屋の一人に体当りされて落とした。此の落とした銃を拾ったのは初日死亡したマリア・ジョンソンだった。

 容姿…ロングのブロンドヘア。化粧が厚く派手。髪飾り以外のアクセサリを全て着用。背が高い(170cm代前半/2日目朝時点で174cm)。胸が大きい。←これ修正かモザイク入れない?いやちょっと難しくないかな…。あーでも画像とか映像は全部入ってるよね。そのせいで映像によってはたまに黒人のマリアと同じ位真っ黒になってたけどね。それね。

 家族構成…父母、兄と弟一人ずつ。

 犯罪歴…援交以外で殺人含む犯罪殆ど全て。

 ※.追加項目…マリア・エバンスに撃たれ瀕死後、モルモット部屋室内に残留毒ガスAにより溶解死亡。毒ガスAによる溶解後の残留箇所は脚の一部と脳半分残した頭部、上半身は半分容量迄溶解した。(遺伝子上は身長150cm位だったかと思われる)

 

 

 

第一部「密室2日目」死去人数全18名。

第一部「密室2日目」終了時点死去人数、全36/40名。☑□

…以上。

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~

 

 

 

第一部「死去少女FILE、…2」…オマケ。

 

 

 

「『AIRAMプロジェクト第一弾』使用建造物詳細、3」

(※.第一部2日目に使用&会話内登場場所のみ)

 

 

 

『再スタート』

~「1.第六通路/2.賭博室/3.モルモット部屋」

 

「1.第六通路」

 地上六階高さの食堂部屋"EXIT"扉を抜けると例に漏れなく照明が最低限のスロープ通路に入る。横一列に13のスロープがあり扉から出てすぐにある一番端の物には"この通路のみとある実験部屋へと通じる"と記されていたがマリア・ガルシアは睡眠不足もあり気付かなかった様子。

 

「2.賭博室」

 賭博室側とモルモット部屋側の間に通路があり、七室目から出てすぐの場所が間の通路。モルモット部屋側壁は床から高さ八〇cm程から窓硝子となりモルモット部屋を一望できるが防弾硝子である。七室目入ってすぐの場所にはモルモット部屋に通じるドアがあるが結局誰もこのドアは未使用の儘に終わっている。賭博室側はスライド扉で幅奥行両共に六〇cmの各室換気口付の個室12室が閉じられる仕様。密閉性の高いノイズキャンセリングの黄色メガホン内に賭博内容を申告すると内容によってはメガホン下の穴から拳銃が出てくる。スライド扉は密閉性が高くモルモット部屋の毒ガスが入らない仕様。

 

「3.モルモット部屋」

 毒ガス散布可能のモルモット部屋。真上に寝室×4があり寝室側の条件で寝室が落下してくる部屋。スロープの一つの抜けた先の部屋でもある。何処からか拳銃を1つだけ投げ入れる事が可能らしい。

 

 

 

『第七通路』

 一kmの匍匐(ほふく)前進通路。横幅一m高さ七〇cmで換気口が割と狭い間隔であるので息苦しさは感じても空気は一応大丈夫ではある。全て真っ直ぐの道ではなく何度か角を曲がる。

 

 

 

『八室目』

~「1.運命の別れ道/2.待機室/3.天井落下室」

「1.運命の別れ道」

 天井が高い。八室目内待機室前通路。第七通路から入ってすぐに地図盤が壁にあり地図内に天井落下室への抜け道が標示されている。

「2.待機室」

 スクリーンパネルと椅子五つのみの部屋。天井は二m。各室のスクリーンパネルは他室のスクリーンパネルとコードが繋がっており部屋の位置も工面した為に割と省エネなのでマリア・ブライアン(仮)の心配は薄いが彼女の発言はいつも白々しいので天然を装った発言の可能性はある。

「3.天井落下室」

 ズルをする少女がいる事前提の罰室。生還脱出不可。脱出ポットはダミーだが三人までは頑張れば入れたので場合によっては助かった可能性はあるが結果生還者はゼロであった。

 

 

 

『第八通路』

~「1.ロープクライミング/2.鉄の処女部屋」

「1.ロープクライミング

 一階分三mの地上一階から地上六階迄の高さのロープクライミング通路。途中で落ちると針山上にダイブする。割と高さがあったがマリア・ブライアン(仮)の助言と見本に他の少女達がそれを実行できるだけの体力腕力根気等があったので参加人数内一人以外は通過できたようだが一kmの匍匐前進後なので普通の一般女子は途中で力尽きる高さ。

「2.鉄の処女部屋」

 室内入室前に扉横の穴に銃を入れないと入室不可。室内は針山側の窓硝子からの光しか入らず三室目のボタン選択部屋並みに暗い。食堂への入口前に鉄の処女が置いてあり中に重さ30kg以上の物が入る事で食堂への扉が開く。鉄の処女部屋室内入室扉の真上にProject建造物天辺へ通じる鉄の梯子があるがこの時点では天辺への扉が閉じていた。

 

 

 

『休息時間、四』~「食堂、化粧室、寝室」

 同室同内容の為に割愛。但し寝室はピンクと緑の部屋のみ床が抜け開放的な空間に変わっている。

 

 

 

『第九通路』~「おさらいルートマラソン

 食堂の"EXIT2"扉先より食堂階から地下二階名称の実質地上一階迄降下可能の階段を経てからはスタートホール~第八通路を経た食堂迄のおさらいルート。実質水場無しのトライアスロンとも言えるが水場が無いのでマラソン名称にされたとの事だが本当の理由は悪サイドの彼らが大嫌いな人間の一つの障害者達がよく参加するかららしい潔癖な人達の作る設定は凄いと思う。

 

 

 

『休憩時間、五』

~「1.食堂、化粧室、寝室/2.七室目モルモット部屋」

「1.食堂、化粧室、寝室」

 同室同内容の為に割愛。但し食堂に青の部屋の段ボールベッド5台が追加された為に青の部屋は何も無い室内に変わっている。

「2.七室目モルモット部屋」

 ピンクと緑の部屋室内の床と物全てが落ちた一部の少女達が溶けた部屋。七室目の賭博室側へのドアがあるが最後迄開かれる事は無かった。

 

 

 

『十一室目、前半』&『十一室目、後半』

~「1.食堂/2.隠し部屋、三」

「1.食堂」

 筆記試験会場。同室同内容の為に割愛。但し黒の部屋を残した最後の青の寝室床が底抜けて変わった。

「2.隠し部屋、三」

 面接試験会場部屋。一面のみスクリーンパネルの全辺二mサイズ。念の為作っていたのが急遽面接試験も行う事にしたProject関係者の都合により急遽面接試験会場に。食堂の"EXIT2"扉の先の階段数階分降下先にある。

 

 

 

『休息時間、六』

~「1.最後から二番目の別れ道/2.最後の寝室×4」

「1.最後から二番目の別れ道」

 最後に泊まる寝室を選択可能な最後から二番目の通路。

「2.最後の寝室×4」

 選択次第で最後の晩餐と寝床のランクが変わる予定だったが急遽試験結果により各自指定部屋決定された様子。室内は全て衛生的。並びは奥からc-a-b-dの順。

[a.]入室者マリア・スミス。幅奥行高さ全辺八〇cm。毒ガスB。食事は市販のみ。

[b.]入室者マリア・ブラウン。幅奥行両共に四〇cm×高さ二m。毒ガスC。食事は市販と毒入り両方有り。

[c.]一番端の部屋。入室者マリア・ブライアン(仮)。扉は全て鉄錆が酷いが鉄錆が出る加工を施しただけで古くは無いらしい。100万ボルト電流が流れる。食事は水以外全て毒入り。

[d.]一番端の部屋。入室者マリア・ミラー。カプセルホテル型。一番平和だが食事無しの水と市販飲料のみ有り。

 

 

 

第一部「死去少女FILE、…2」…オマケ、以上。

第一部「密室2日目」(対象…14歳のマリア名の少女、残り21名)〜『十一室目、後半、&、休息時間、六』

十一室目、後半。

 

 

 

「6番の先輩大丈夫ッスか、うわ、」

「あー、ごめ、うー、くっぞ、」

「あー久しぶりに負けて号泣ッスか、」

「あーダメちょっとお前こっち見んな、あーくそマジ悔しい何だアイツ超強え、」

「5番の人ッスか」

「そう、あーもう銃三連で合間に三本目打って二本で追い詰めてきて追い詰めてる途中でこっちが体勢崩した隙にだけ残り弾数少ないやつだけ充填換えての繰返しで銃だけじゃなくて脚も物も使うし銃一弾も無駄にしねえしクッソ怖えええええマジやべえこんな相手、あー、」

「…そのままにしてあげたいッスけど、そろそろ騒ぎが大きくて外から人来そうなんで俺達専用非常口から出るッスよ、…聞いてます?」

 

 

 

「おっスミスちゃんおかえり~」

「ただいま…何か変な面接だったわ…」

「あ~やは?」

「やはやはよ…」

「スミスもうクタクタだねえ」

「シャワー行っちゃいな~待ってるから」

「ええ…行ってきます…」

「いってら~」

「にしてもさあ、変な内容だったよねえ」

「あれでセクハラ発言あったらマジここ出た後で訴訟だよねえ」

「できんの? 相手わからんじゃん、」

「まーね、あーでも皆何て答えたんだろ、特にブライアンちゃんとか」

「後で聞こうよ」

「だね~」

 

 

 

「あーもークソみたいなスパイ女のせいで俺のRANちゃんの元に行く時間がおしちまったじゃねえか」

「あーホント乙だわそれ」

「こんな時にまで日本語使うな勉強家かよつか同じコワーキングスペース会社で作業してて良かったわオイ早く行くぞ、」

「待てこのコピー肖像画の女の子、」

「俺達のRANちゃんだ間違った俺のRANちゃんだよ後でくれてやるから、」

「なっ、あー! お前俺のRANちゃんが爆破され、なっ何、何で全部爆破してんだよテメエ!」

「外部からの人間がこれ見てかっさらっちまうかもしんねえだろそんな事させねえ、大丈夫だ絵が一ミリも残んねえように爆破加減調節してあるから、」

「お前後で原画見せろよ絶対だからな」

「うるせえな見せるか」

「見せろよ絶対だからなじゃねえと俺のRANちゃん爆破されたまんまだろうが」

「俺のって言ってんだろうが、ってうわっ不審者かよ!」

「ちょっと二人共早くしろ」

「あっその声本当の7番目の先輩、」

「後でぜってえ見せてもらうからな」

「何でだよ」

「この画像と交換条件でどうだ」

「あ? 何でテメエがこんな画像持ってんだ俺持ってねえぞこんな可愛い瞬間!」

「オイくそガキ共殺されてえか」

「「とんでもねえです」」

「乗れ」「「イエス・サー!」」

 

 

 

「失礼します、」

『筆記試験四番終了者、マリア・ブライアン、これより面接試験を開始します、』

「宜しくお願いします」

『貴女は生まれは元々違う家ですか?』

「はい、その通りです」

『…何故今の家に?』

「詳しくは言えませんが、仕事で入りました」

『…次の質問です、元の家族とはどんな関係でしたか?』

「仲は良いとは思いますが、接触は避ける家でした。同性はまだしも異性は血縁であっても避けるべきの考えの家でした、血縁以外は親しい友人等の気を許せる相手なら許容の考えで、同じ考えの人達としか付き合いはありませんでした」

『…、次に試験内容について。答案用紙の枠外にまでギッシリ書いていましたが、何故ここまで書いたのですか?』

「枠内では自分の持つ回答内容が足りなかったからです、試験失格でしょうか?」

『その可能性がある事を考えた上で書いたの?』

「もしそれでダメならその時考えます」

『受動的過ぎない?』

「…別にお叱りや罰を受けたくてやったわけではありませんが」

『ブフッ、『ちょっ、あの、…、』…失礼、』

「…後はどのような質問が?」

『ああ、そうだね、次に筆記の中の心理テストについてだ、君は四つある選択肢の中でどれも選択しないと枠外に記入した。何故だ?』

「私はその中のどのお姫様にもなれませんしなりようが無いからです」

『ほう、なれないと?』

「別の人間についての話ですし、仮に物語がなりきりをさせたいのであっても私がなりたい人生ではありませんでした、そこに私の物理的な知り合いはどこにもいない時点でもう価値はありません」

『…、『ちょっと、あの、…、』グスッ、ああいや、失礼、…っ、成程、仮になれるとしたら?』

「…しつこいって言われませんか…?」

『言われる!『ちょっと!』失礼、まあ聞かせてみてくれないか』

「物理的に別の人間の時点で私はその人物になる理由が塵もありませんし、逆も有り得ません。たまに人格が入れ替わる話がありますがそのようなケースを問うてらっしゃるのであればあれは脳が勘違いを起こした結果で気色悪いUMA側、その、一種の精神障害者であるかと思われますが、私がその件について考える必要はありません、現実でその問題に突き当たる事は有り得ないからです」

『…、『黙らない感服しない!』…成程ありがとう、では次の質問に移ろう、白雪姫の童話への率直な感想をどうぞ』

「不法侵入罪の人物の話だと思いますが私が人生を共に生きる人達の中にはいない人達の話だと思います」

『…ハア…、痛ッ、痛、ごめんごめん、…、質問は残り一つ、その後で君からの質問を受け付けます、最後の質問、本日午前の賭け事の内容について。何故あの内容を選んだのかな』

「合っているかどうかを確認できる良い機会だと思ったからです」

『…そうか、OK。質問は以上だ、次は君からの質問を受け付けよう。三つまで可能だが全てに真実を言えるわけではない事のみ了承してくれ。さあ、質問をどうぞ』

「この建造物に使われている窓硝子の会社は昨年スタートアップしたばかりの会社ですが、彼の会社は何故起用したのですか?」

『…ちょっと教えられないかな。次、』

「…貴方はどこかの会社の社長かと私は浅はかな考えにより推測しておりますが、医療とオモチャ会社の二つは携わってますよね?」

『ははあ、まあ合ってる合ってないにしても教えられないなあ! …可愛い、『ちょっと、』すみません、…最後の質問は?』

「…最後の質問は、」

 

 

 

「あー無事全員脱出したってさ」

「OK、んじゃ建物爆破するなその前に一度リスト見せて、…ん、俺の方のキャッチリストと同じ人数だな、んじゃ爆破するか、」

「わあ…凄いねえ…あっ煙がちょっと熊の形になってる」

「可愛くはねえだろ」

「いや熊は可愛いよ獰猛で強暴で強くて頑健な動物は可愛いよ」

「そうかよ」

 

 

 

「あっブライアンちゃんおかえり~」

「案外早かったねえ」

「そうね、私達の時はちょっと長かったわよね」

「それね~何コツでもあったんIQ高いが故にわかるコツ?」

「え~教えてほしかったなあ」

「私達はこれから先に寝室に行っているけど、いいかしら?」

「あ、うん。大丈夫。行ってていいよ~」

「うん、じゃ、あっそうだ、八時に一旦集まらない?」

「あーいいねえ」

「ええ、そうしましょ」

「んじゃブライアンちゃん、八時に一旦化粧室集合で!」

「わかった、後でね、」

「うん、じゃね~」

「先行ってるわ」

「じゃお先い~、んでさあ、私の時の質問は…」

「…、」

 

 

 

「着いたらまずシャワー浴びようぜんで続けてプールだなその後で寝る」

「食事はどうしますかまだ余裕はあるみたいですけど」

「あー夜は軽食で朝は普通かな今は」

「俺も、この時間からだともうディナーの時間だもんなあ」

「それな」

「食事の時間どうしようか、全員は多いかもだよね広さ知らないけど」

「あー年齢層で分けて別の時間にしようぜ」

「あー君そういうとこいいよねえ、大人組後にする?」

「あーんでカクテル貰うか、」

「お酒は出ないそうですよ料理用しか置いてないらしいです」

「修行僧かよ!」

「残念だったね…私は甘い物欲しいなあ」

「甘い物なら提供可だそうです」

「マジ? 俺甘いのそんな好きじゃねえわ」

「3番の先輩に言ってんだよテメエ」

「いいだろ言ってもお前だって甘いの別に好きじゃねえだろ」

「スナック派だな」「だよな」

「スナック割と残ってるらしいです」

「「何で?」」

 

 

 

…休息時間、六。

 

 

 

「だー! ちょっと待って、出入り自由なんじゃないの?」

「迂闊だったわ…」

「え~ていうか隣の声あんまよく聴こえんしこれ~ねえミラー! 聴こえる~?」

「あ~、何か叫んでるのわかるけど内容くぐもる感じ~!」

「ありがと~! で、スミス~! 聴こえる~?」

「き、聴こえるわ…!」

「あっダメだ聴こえんスミス側は諦めるか」

「ブラウン? 聴こえる? 聴こえたわよ!」

「…まっ、いいか、」

「てか大声出してようやく内容くぐもって聴こえるレベルてちょっと防音凄くね?」

「あ~つかこんなんじゃ何もできないっつかマジこれ狭いじゃんどう寝ろっての? まあこの体人形だし別にいいか…」

「は~てかトイレ行っとけば良かったまあ一応行ってから来たけどさあ~とりあえずカプセルホテルかよっていう形だなあ…」

「あっ、何か変な音する、何これ、うわっ、何この臭い、やだ、」

「あーてかもしや何か変なガス流れてね? まあ人形の体だから全然なんだけどさあ~何かあっても問題無いけどこの人形分のお金マジ無駄ど~しよ、つかコレ市販と毒入り両方あるし今までと変わらんじゃんマジ運悪~」

「…何かスミスちゃん騒いでるぽいけどどーでもいいなあ…あんなバカの子さっさと別れちゃいたいし」

「先にそれらしく食べさせとこーかな、んでその後で私シャワー浴びよ~ちょっとそろそろ誰か交替してコレの操作~、」

「は~つか中入ってから開けてねってやつ開けたらこんな…水四リットルと市販の紙パックジュースだけって…重くてラッキーとか思った自分がバカだったわ…」

「ま~誰も見てないし適当に食べさせて、あっ朝食のやつ開いちゃったまあいいか、」

 

 

 

「…錆…、」

「…ちょっと船室っぽい、え、あっ開かない、…、…!」

 

 

 

「ぐへへコレ全部私のご飯だぜヒュフフ、んん…、」

「えーだからあ、ちょっとシャワー浴びたいんだってあと睡眠! ねえ~、」

「あ、アタシってば本当にダメな女、うああ、でもこんなアタシを求めてくれる王子様がきっといてきっとあの家から連れ去ってくれてラクな暮らしさせてくれて何もしなくていい生活、」

「八時に化粧室、だよね…、…、…、…ま、いいか、帰ろ」

 

 

 

 

「ハッ! 今何時、あっ時計はあんのか、あー、九時ぃ? …ドア開くならあっ開いた、ちょっと化粧室行ってみよっかな~」

「ねえ~コレの操作激むずなんだけどどうやってんの~? えっゲームと同じ? アタシ、ゲームしないからなあ~あっ腕じゃなくて脚動いた、う~ん、」

「あっ、ヤバい、ああでもコレ美味しい~、何か凄く美味しいけど変な味? でも甘あい、」

「…何か隣変な感じする、…、」

 

 

 

「は~化粧室二時間いたけど全然人来ねえ皆忘れてんのかな~でも時間過ぎてからだったしまあしょ~がないか寝ーよおっとマジあのクズ共ここ出たら二度と会いたくねえわ」

「あーそうあの子もう寝ちゃってさあ、アタシこれの操作全然わかんなくてえ、えっ何何どゆ事? え~やだあ何口説いてんのも~!」

「あっ…、オエップ…、グォブ…、ッオエ、…、アタシ何してたんだっけ? え、ていうかここどこ、何か狭くて暗くて怖い、あっ、やだ、やだ、やだあああああ、」

「…ん、…、」

第一部「密室2日目」(対象…14歳のマリア名の少女、残り21名)〜『十一室目、前半』

 十一室目、前半。

 

 

 

(文章は後で入力予定です…(´・ωノ|コソ)

 

 

 

「そういえば5と6番目同じ人入ったのに全然気付かれないよな~」

「それな、まあ気付いてる人普通にいたけど皆普通にその発言スルーしてたし」

「それな、てかどうするユダ君達出すの」

「君付け合ってるかわかんない人もいますよね」

「さっきこの建物の休憩スペースに7番の人連れて包囲網にしてるの見たんでその人は今日中ッスかね」

「何で先輩も敬語なんスか」

「さてねえ。そういや俺もユダ側って知ってた?」

「とっくに」

「反応イイねえ~まあいいよ君はそのままで6番目」

「5番目の先輩は俺より後輩だったんスか」

「癖なのよ付けるのが、英語ってちょっと癖あるじゃん、俺の美しい顔が崩れないようにさあ、必要なのよ、」

「先輩ナイフ下手ッスね」

「あーこの建物銃持込み禁止だからなあ、」

「銃持ってんじゃないですか、」

「そりゃ敵の本拠地入るのに持たねえバカいねえだろ!」

 

 

 

『十七時十五分前になりました。これより、十七時から始まる試験二つについて説明します』

「おー来ましたね~」

「えっ何試験二つ? 筆記以外で何面接程度にしてよね」

「体力測定とか体資本のものだったら自信無いわ…」

「あーでももう4人だから大丈夫なんじゃ…?」

「どーだか」

『十七時から食堂にて筆記試験、制限時間は一時間、早く終了した者から面接試験に入ります』

「いよっしゃ面接きたあー」

「えーでも面接とか微妙じゃん相手の好みによるって事じゃん」

「相手の好み…?」

「相手の好みだったら落ちるかもなあ…」

「何でそんな卑屈?」

「えっいやだって他人ウケしないし私」

「よくわかってんじゃん」

「ちょっとブラウンちゃん~」

『筆記試験の問題用紙と答案用紙は配給扉から各自受取り十七時に合図と共に開始、記入した答案用紙とボールペンは返却扉に入れて下さい。問題用紙は破棄しても取っておいても構いません』

「問題用紙要らねえ…!」

「私は取っておいて夜暇な時に見るかなあたぶんどうせ暇になる時あるし」

「あーね、えーそしたら私もそうしよーかなあ」

「私もそうしようかしら…」

「あー普通に読み返してみたいけど詰まんなかったら捨てるかなあ」

「一番何か酷くね」

『筆記試験答案用紙を返却扉に入れた者は問題用紙等と一緒に配給扉から出される面接試験会場への道のメモを見て面接試験会場へ来て下さい。面接は筆記試験が終わった順になります。面接試験が終わった順からシャワー等を済ませた後に十八時半より配給扉から夕食と翌朝の朝食を受け取って貰い次の部屋へ進んで貰います』

「よっし筆記早く終わらせるわ」

「あ~ね、んで早目にゆっくりしたい」

「私は時間ギリギリまで粘ってみるわ」

「お~頑張るねえ」

「私は内容によるなあ」

「まあ私らもだけどね、つか夕食と朝食一緒なん?」

『筆記試験は最短二十分、筆記と面接の内容によって夕食と朝食の内容と指定部屋が変わります』

「え~それ頑張んないとじゃんやべえ」

「あ~ま、でも内容によるよねえあんま肩肘張らずにやれる事だけやるかなアタシは」

「…私最下位だったらどうしようかしら…」

「何を基準にして指定部屋変わるんだろう」

「あ~ま、それね」

「何ていうか二人共おっとり系だよねえ」

「よく言われるわ」

「あっ何かすいません…」

「何故謝る?」

『試験については以上です。4人の皆さんは十七時ちょうどまでに食堂に集まって下さい、以上、』

「最後切り方雑じゃね」

「それな。あーつかどうしよてか内容どんなの出んの? 予想つかないんだけど」

「これで医療系出たらスミスちゃんへのボーナスだよねえ」

「あーま、それねえ。どうかすると人によって違うかもだし」

「あ~なるほどですねえ」

「私ちょっと早目に準備するわ」

「いってら~」

「ブライアンちゃんはどうすんの? 頑張る系?」

「あ~内容がまず想像つかないから何とも」

「だよねえ~もしこれで大卒の試験内容出たらマジ悪態つきたいわ」

「あー確かに」

 

 

 

「あーんもうちょっとだったのにいていうか執事君カード型ナイフ巧過ぎい」

「激キモですね」

「イッタ、ちょっと乙女の肌に何すんのよ」

「マジエスキモー激キモーですね」

坊っちゃん、日本語で親父ギャグは控えて下さい」

「失礼、つかアイツも御付きいたんじゃん」

「そうですね、御付きの方が強いようですから御付きは私が殺ります、」

「んじゃ俺オカマ殺すか、凄えイライラしてたからストレス発散タイムだぜオラア!」

 

 

 

『試験二分前になりました。全員配給扉前に来て下さい』

「あーちょっと緊張するなあ」

「試験いつぶりかなあ学期末以来?」

「あーうちちょっと時期違うんだよねえ他の学校と」

「あーたまにあるね」

「緊張するわね」

「そうだねえ内容少ないのかな多いのかな」

「少ない方が嬉しくはあるわね」

「それねえ」

『配給扉から問題用紙答案用紙ボールペンの三点を受け取って下さい、受け取った後はメモに記載されている場所に椅子を移動しその定位置に着席して時間まで待って下さい』

「あー場所指定かあ」

「アタシ後ろだわ」

「私前~スミスちゃんは?」

「私も前だわ。ブライアンは?」

「私後ろだった」

「角四かあカンニングしたら何あるかわかんないしたぶんダメだよねえ」

「あーそれ、てか問題用紙五枚かあ案外多いな」

「まーでもとりあえずこの量なら早く終わらせられそーかな」

「あ~ま適当に終わらせてちゃっちゃと面接行きたいかなあ」

「あ、医療問題あるね」

「…そうね、」

「おやスミスちゃん医療問題あるの嬉しくない?」

「うーん、何ていうか内容がちょっと…」

「うへえ、何か内容コアじゃないこれ本当に医療?」

「何か他の内容もこう…ちょっと厨二っていうか…」

「年齢と合わせてる…?」

「いや変な推理しなくていいよブライアン」

「ブフッ」

「フフッ、」

「ごっごめ、」

「あ~も~」

『ブフッ、それでは十七時になりましたので筆記試験を開始して下さい、』

「オイ今機械音声笑ってなかったか」

「人間だったんだな…機械音声…」

「ぶふっ、」

「スミス…」

 

 

 

「さてXmas前の仕事も大分終わったし、そろそろAIRAM-Project第一弾建造物内に入らせて貰うかな~プールとトレーニングルームと趣味の良い食堂があるって聞い、」

「社長、この建物から出すわけにはいかないんですよ、生かしたままでは」

「あーうちの新人秘書で来てたお姉さんねどうも、」

「あーこれで成人してたらイイ男なのになあ、殺した後で遊ぶのもいいか、」

「ぜってえ御免だわんな怖え女、ちょっ今股間狙っただろ!」

「美形好きにグチャグチャに解体するのがまたイイんじゃない好きにさせなさいよねえ」

「するかよ仮にも社長に対して態度なってねえわ、あ、」

「あーやだそのコピー肖像画嫌いなのよね胸も無いし華も無いし」

「…顔面向けて投げたかテメエ…」

「あらやだ怒った? 社長の描いた絵画だったかしら、そういう子が好みなの?」

「殺すよりも蒸発させるか、いや顔面だけ遺して恐怖に引きつった表情だけ芸術として残して闇市で売ってやるよ」

 

 

 

「終ーわり。んじゃ一番に面接試験貰いま~す、」

「私も終わり。考えてもわかんないし後はなるようになれかな」

「今何時? 開始から三十分かあ割と頑張っちゃったなあ」

「それな~つか二人同時だとどうすんだろ」

「ジャンケン?」

「返却扉行く前にしよ、最初はグー、「ワンツースリー、」だ~負けた~!」

「勝ったあ~んじゃ私ホントに一番も~らいっ」

「くっそミラージャンケン強え」

「へっへー」

「んじゃ私は元の席で待ってるかな~どうせ二人の答案見ても何も変わんないし」

「まあ終わったら関係無いもんねえ。んじゃミラーいってきまーす」

「いってら~」

「いってらっしゃい、」

「いってらっしゃい~」

「あ~ボールペン残ってたらイタズラ書きとかできんのになあ、ちょっと寝てるわ」

「ハハ、おやすみ」

「おやすみなさい」

「…静かだなあ、」

 

 

 

「おー始まってるな」

「あー君の貸してくれたコワーキングスペースから休憩室まで凄い事になってるねえ」

「まあ後で修繕費ヨロ」

「出費かさむなあ、」

「俺あのデブ二人相手か」

「私あの臭い不衛生な奴ら三人? オエ、」

「修繕費じゃなくてホテルでのもてなしでも良さそうだな、このカード持ってる奴らなら」

「ねえこの不衛生な臭いする奴らがこのカード持ってんのおかしくない? 世の不条理、燃えるゴミに出さなきゃ」

ダイオキシン出るだろ、もっと衛生的な方法でいこうぜ」

 

 

 

「失礼します…誰もいねえ、スクリーンかな、」

『筆記試験第一終了者マリア・ミラー、面接試験を開始します』

「あ、お願いします~」

『面接試験内容は終了した者同士でのみ共有可能です、それでは始めます、』

 

 

 

「あー私の人形達やられちゃったかあ、おや9番目」

「そろそろうちのメンバー内から出て貰いたくてね、」

「私は清い一族の末裔だから丁寧に扱ってほしいんだよねえ、」

「近親交配してる奴らのどこが清いんじゃい、この建物から出てから蒸発して貰う穢いからな」

「清いに決まってんじゃないか~何だったら君も同じ仲間に、」

「2番目の君は別の会社のスパイで入ってたんじゃなかったかな」

「さすがに血筋がキモいんで無理ですね、いなくていいですこんな奴」

「後始末は私がしよう、11番目とは仲良くなれたのか」

「普通ですね、俺がスパイだって気付いてるからか近くても距離あるし、でもまあマシな人だとは思いますよ、」

「10番目もスパイだったかな」

「ええ、暫くの間お世話になりました、」

「やっぱり9番の旦那強いですねえ、歳下2人護りながら10番さんからの攻撃くぐり抜けられるだけある、」

「やっぱり気付かれてたの、僕の暗殺未遂、」

「じゃないと避けられないんじゃないですか、」

「あー外した、大丈夫ですか9番の先輩、」

「まあね、でも背後にも気を付けなさい、」

「真正面は対応するんで後ろはお願いしたくて、」

「まあいいか、殺ろうか糞共嬲り殺して殺ろうウハハハハハハハハ」

「怖え超キャラ変わる~」

 

 

 

「お、ミラーおかえり~」

「ただいま~何か変な試験だったわ…」

「へ~何セクハラ言われたん?」

「いやそれは無いんだけどこう…終わった人同士でなら内容言ってもいいみたいなんだけど」

「あ、なーるほど、んじゃ私もとっとと終わらせて早く共有しよ~」

「うん。シャワー先浴びててい?」

「どーぞどーぞ、んじゃいってきまーす」

「いってらっしゃい~」

「あ、いってらっしゃい…!」

「スミスちゃん集中力あるう~んじゃ私先にシャワー行ってるねえ」

「「いってらっしゃい」~」

 

 

 

「だーもうこのオカマまじキメエ」

「ふふふふふふふ相手のデータは全部この頭の中にあるのよ、っぶ、」

「あー、やっぱなー」

「えっ、何した、」

「俺の女神の今のあだ名RANちゃんがさあ、リスペクト魔で臨機応変に対応できる奴らは全員デキる人達のデータの轍(わだち)に乗ってるだけだからある一点を突けば容易いって言ってたんだけど、まあ歳下の女の子の言葉で倒せるなんてテンション下がるわ」

「ごへえ、ちょっと顔潰さないで、」

「あと同性愛者は全員顔も体も横広がり状に潰れてるのが本当の姿だって事、プロジェクト前のデータでもうわかってんだよなあ、ヲラ本当の姿はどうだよ、」

「イヤア醜い、」

「その言葉、世間から教えられた美しさの定義の轍で口からそういう言葉が出てるだけだろ、そのまま鏡と一つになって死ねよ、」

「醜い物体が隠されて清いですね」

「本当の7番目は本当に強いですね、俺の事周りの連中から護りながら御付きの男殺したんですか」

「まあいつもの事だからな…あ、口調元のでいいか?」

「ここでマスク外していいんスか?」

「あ、忘れてた今回早目に疲れちゃってたからなあ、後で何かくれ顔隠すやつ」

「…今渡しますよ」「いや後でい、」

今渡しますよそんな男でもわかるSS級の顔外で絶対さらさないで下さいよ」

「あ、サンキュ、」

 

 

 

「ただいま~あ、ミラーシャワー中か」

「ブラウンおかえり~」

「おかえり…!」

「あ、二人共いいよそのままで試験終わるまでアレだし、んじゃ私もシャワー行ってくんね~」

「いってらっしゃい~」

「いってらっしゃい、」

 

 

 

「君の会社、真っ赤になっちゃったねえ…」

コワーキングスペースしかない会社だから大した事無いけどな」

「ああ、それでかあ何かXmas前とはいえ人気少し少な過ぎるよなあと…」

「取り敢えずこれ終わったらお前のホテルのバーでパフェ食うわ」

「えっオススメだけどどういう風に吹き回し、」

「たまにくんだよそういう時期が」

「今時期はXmasから年始限定のツリーツリーパフェとあとバレンタイン時期からホワイトデーに向けてショコラチョコラショコレートパフェが」

「謎のネーミング、つか二つ目のやつ何でんな言い難いのにした」

「可愛くない?」

「いい歳したオッサンが困った顔で言うな俺の方が困るわ懐からチラシ出すのかよ後でだ後でだ後でな!」

 

 

 

「ミラー、面接終わったよ~」

「おっブラウンちゃんおかえり~どうだった?」

「ん~何か変な試験だったわ」

「やは?」

「やはやは、こうセクハラとかパワハラとかは無いんだけどこう、」

「あ~わかるわかる」

「とりま私浴び終わったからドライヤーとかしてるね」

「オッケー後で語ろ~」

「お~」

 

 

 

「5番目の先輩本当銃の扱いヤバ過ぎですね」

「俺本来遠距離派なのよねえ」

「その割には体術凄かったスね」

「まあ俺の方が凄いのはいいのよ、んで、お前らが隠してるお宝が人と物両方あるのはわかってんだけど、それらはどこにあるのかどんなモノなのか、教えてくれていいんだぞ後輩君」

「無理じゃないですか、敵とハッキリわかってる人に教えるとか、」

「人質いるとしても?」「12番の子、」

「…すみません、捕まりまして」

「あー、そうですね、人質かあ、その子がスパイじゃなければ何か言ってたかもしれませんね?」

「イッテエ、あー、バレてるか」

「一応気を付けてはいたんですけど」

「まあこういうレベルの奴らだからしょうがないよ、今回は退散するぞ、」

「了解、…では、暫くの間お邪魔しました、」

「今度会ったら教えてくれよ、6番君」

「…ちょっと強過ぎだよなあ、」

 

 

 

『一時間経過しました。筆記試験終了です。答案用紙とボールペンを返却扉へ入れて下さい』

「終わったわね…」

「うん、そうだね。あ、スミス先面接行っていいよ」

「本当? じゃあお言葉に甘えて」

「二人は化粧室だね」

「そうね、終わったらシャワー浴びられるわ…」

「ようやくだねえ」

「あっ二人共終わった~?」

「終わったよ~」

「んで次スミスちゃん行く感じ?」

「ええ」

「ご飯取りに行くタイミングどうする? 何か終わった順に次の部屋行っちゃっていいとか言ってたし」

「あ~それね」

「んで夜はこの階の化粧室とトイレだけ行っていいんでしょ?」

「まあでも今日凄い疲れたからこの後グッスリ寝ちゃいそうじゃない?」

「あ~それね」

「とりあえずブライアンちゃん最後かあ、シャワーとかどうする? つか先に寝室行っててもいい感じ?」

「うん、大丈夫。先に行ってて」

「オッケーんじゃ先寝室チェックしてくるわ」

「あ~どんな部屋かなあ」

「変な部屋だったらこの建物出る前に萎えるわ」

「それねそれね!」

「じゃ、私行ってくるわね」

「いってらっしゃい~」

第一部「密室2日目」(対象…14歳のマリア名の少女、残り21名)〜『休息時間、五』

休息時間、五。

 

 

 

(ここに入力予定の何かがあったり…)

「」

 

 

 

「ブライアン嬢寝ちゃったのか」

「さすがに疲れたんじゃない~うちらと違ってぶっ続けであの距離全部っしょ?」

「しかも間で1km匍匐前進とロープクライミング入ってるし。マジ怪物じゃん~」

「超ヤベえよなあんでスミス嬢も寝てんのね」

「まあ体力無さそうだしなあ…」

「スミスはいいとしてさあ、エバンスどうすんの?」

「仲間にする? 仲間にしちゃう?」

「あー、うーんまあそうだなあもう残り6人だしなあ」

「なあウィルソンちょっといいか」

「何だよ赤髪」

エバンス呼べよ」

「…とりあえずあの2人は放置するとして私ら2人どうする?」

「休憩あと50分しょ? え~暇じゃん寝る?」

「まあ今寝ておいて夜ある程度起きとくのもあれだけど明日何あるかわかんないしなあ…」

「それね。てかスミスちゃん今日よく寝るよね」

「仕方無いんじゃない私らと違って体力も運動神経も無いしほぼ一般人じゃん。ブライアンは何かヤのつく家の生まれなんだって?」

「あーまあ。でも何かキナ臭いっていうかなあ、」

「まあわかるけど敵にしないにこした事は無いと思うなああんだけの女ならさあ」

「まあね~てかブラウンはどういうスパイ会社の人なの?」

「聞くね~でも監視カメラとかあるかもだから言わないけどねまだ」

「ちぇ~私のは教えたんだし教えてくれてもいいじゃん~」

「アンタそんなに情報バラしてたら利用されるよ?」

「利用される方が生き残れると思わん? 我したたかだから」

「何でそこ口調変わんの、ふっおかし~」

 

 

 

「で? 話って何だよエバンス」

「他の4人はさあいいんだよ脅威じゃねえしブライアンは逆に生かしてる方が役に立ちそうだしさ」

「あー何私だけ消そうってかお前、」

「そういう事、って事でここで消えなウィルソ、」

 

 

 

「うわっ何今の」

「青の部屋から凄え音した、床落ちたんじゃね?」

「え~て事は狙い通りあの2人仲良くご臨終~?」

「悪い顔してるよミラー」

「そういうブラウン全然動揺してないじゃん~」

「まあね~これであの2人いなくなるんならラクに4人になれるし、これで生きてここ出られるよね」

「あ~でも試験は? あるのどうなんの?」

「あ~さあねえ。休憩時間終わってからアナウンスあるんじゃね例の機械音声で」

「あーね、」

 

 

 

「イッテテ、あー腰打ったマジやべ、っちょ、わ、」

「油断すんなよデカパイ、こっちは二丁あんだからな~」

「テメエこっち一丁なのわかってて誘い込んだだろ」

「この部屋からはあのドアかもしくはうまくいけばガルシアとかいう巻き髪が通ってたスロープよじ登れば上に上がれるからな、そしたらテメエだけここで脱落だ」

「思い切るなあ、そういうとこはまあマシだぜ、」

「へ~銃撃った事あんの? 中々巧いじゃん」

「ゲーセンで撃ったきりだよんな触る機会無かったからな、」

「にしては中々だよ、私の州なんか銃撃ちまくりだからしょっちゅう怪我したりおっ死んだりなんか普通だったね、死んでも事故扱いとかザラだったし」

「ハッ、それマジ、スラム」

「ちげえし、それあの最初のホールでも言ったよな、見下すなよ」

「本当の事だろ~私の州はまだ文明進んでたからんな事無かったなあ~」

「でも犯罪はあったんだろ、」

「あ~まあわかる?」

「お前割と生傷あんじゃん、そのデカパイも盛ってるだけだろ武器にしてんだろ?」

「元々デカいの盛ってるだけだからデカパイで間違ってはねえけどな、」

「本当かよ今ここで裸になって見せてみろよ嘘吐き女!」

「胸無い女に言われたくねえな!」

「胸無いんじゃなくて着痩せすんだよデブ!」

「デブじゃねえ!」

「いって、テメ、」

「ハッ、指に指輪ジャラジャラ着けてんの只のアクセかと思ったか? ナックル代わりになんのよ! オラ!」

「っ、この、」

「肉弾戦は苦手かエバンス?」

「うっせえな油断しただけだよ、」

「ッ、」

「はー、手こずらせやがって、…んじゃ、ここで死ね、」

「ッ、ハ、」

「あともう何発か撃っとくか、片方の残り全弾でもいいくらいだな、」

「…クソが、」

「ッ、ガ、ッ、だ、ッ、ゔ、…テメ、」

「ハッ、油断大敵! …ッ、つってもちょっとこれじゃ動けねえな…上に声掛けたら誰か引っ張り上げてくれるか?」

「無理じゃね、あのミラーとブラウンとかいう2人、お前の事毛嫌いしてたし」

「ま、だろ~な」

「知ってたのかよ」

「普通に生きてりゃそれくらいわかんだろ、空気読めないブタ子ちゃんじゃねえし」

「あ~、マジこういう所で会ってなきゃお前マシだったわ、」

「うるせえな今更友情湧くなよ」

「湧いてねえよマシだっつってんだよ、カハッ、」

「銃全弾撃ち込んだからなあ、化物か防弾チョッキでも着てなきゃ無理だろ、私の事殺そうとしたツケだよバーカ、」

「くっそ、あー、最後にジャンクフード食いたかったなあ…、」

「右に同じ、」

「うっせ同意すんな、あ、もう無理、」

「…死んだか、まあマシではあったけどお前が牙剥いたからだぜ、…マリア、…は~、てかアタシどうすっかな、あー地出た、何かもう頭ボーッとして、そういやここ、ガルシア達の時に何か変な薬がとか、…、ママ、最後までクズだったなあ、まあアタシのママだしなあ、でなきゃあの女の子供に生まれてねえわ、…、最後にシチュー食べたかった、あんなレトルトシチュー、お綺麗過ぎて、クズの作ったシチューでねえとアタシ、あー、…、」

(涙腺緩みそうになるけどこれ犯罪歴クズなんだよなあとか我に返る作者、とりあえずこの2人はマシな最後にしたかっただけ)

 

 

 

「…何か銃声終わったぽくない?」

「だね~、何か終わったなら、あー、何か数字減ってるわあのパネルの」

「あ、ホントだ~て事はあの2人ご臨終だねえ残念~」

「いやぜってえ残念思ってないじゃん」

「まあね~でも会って二日目でそんな泣くのもおかしくない? 無理っしょ」

「まあねえ。あ、スミスとブライアン起きたかな」

「ブライアンちゃん三十分しか経ってないけど大丈夫なん? …ん?」

「おはよう、二人共」

「あ、スミスちゃんおはよう…てかブライアンちゃんそれ顔何どしたのえっ嘘えっ何それ」

「凄え美人だけど街中いたら見逃すレベルではあるなモブ美人か」

「あ…何かモブくてすみません…?」

「いや寝惚けてるな? えっ何化粧取れたの? 例のアイプチ取れたん?」

「あ、うん…匍匐前進の時にちょっと慌ててて顔打ってその時に何か落ちたからその時かも…」

「うわあ凄えもったいない化粧してんじゃん」

「むしろ隠してたの? その美顔隠してたの? え~最初からそのままだったら超ファンだったしていうか学生新聞その顔だったら超噂なってたよ!」

「あーまあでも街中いたら見逃すレベルではあるけどね」

「まあアッサリしてるからね! え~でももったいないなあ、く~超可愛~」

「あ、スミスが今更ながら凄い驚いてる」

「え、ブライアン?」

「あ、はい、ブライアンです…」

「…、」

「スミスちゃん驚き方面白い、ヤバ、」

「あー、まあ驚くよね、凄い変わりようだもんまあでも一重モブがモブ美人かあ、うーん、」

「…とりあえず! 化粧しない? ブライアンちゃん!」

「えっ、あーいや、アイプチ取れた衝撃でちょっとヒリヒリするから、」

「え~じゃあここ抜けたら化粧しようよこの4人で」

「あ~まあしてあげなくもないけど、まあ化粧したら…変わるかな、うーん、よし、ミラーそれ乗った、」

「うおっしゃ未来の美容師のお約束戴きました!」

「あ、ごめんスミス、私ブライアンです、」

「あ、ええ、服と身長もブライアンだから、…ていうか姿勢も良くなってない? 何か身長高く、」

「あ、ホントだ、え、私ミラーより高くない?」

「あー今朝の黒じ、ルイス測った時何かミスってたからねえ、あーうわ、モデルかよ、凄え、っぶふ、」

 

 

 

 ~ 残り人数、…4。 ~